松下⼯業(株) VM ホットメルトアプリケーター製品⼀覧カタログ
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溶解したホットメルトはヒートホースを中継してガンに供給されます。 ヒートホース内はヒーターによって所定の温度に加熱されています。 ガンによって、ホットメルトを基材に塗工します。ガンは、「ヘッド」と 言われることもあります。 ガンには、手で持つ「ハンドガン」と装置に 固定して使う「自動ガン」があります。ガンは加熱されていますので、 ヤケドに注意してください。 塗工パターン ホットメルトをガンやヘッドによって基材に塗る場合には、下記の方式があります。 ビード 線状に塗ります。 スプレー スパイラル(スワール)スプレー 円状に塗っていきます。 メルトブロー スロットスプレー 霧状に塗っていきます。 コーティング・スロットコート 面状に塗っていきます。コーティングもスロットコートも 同じ意味で両方使われています。幅の狭いコーティングはリボンコーティングとも言われます。 シングル・マルチ 通常ビードであれば、1本の線状で塗工するのですが、用途によって 多条の線で塗工する場合があり、それをマルチビードと言います。 スプレーでも、多条で塗工する場合をマルチスプレーと言います。 コーティングでも、多条で塗工する場合をマルチコートと言います。 連続塗工・間欠塗工 塗り始めから塗り終わりまで、切れ目なく塗るのが連続塗工で 途中で、塗ったり、塗らなかったりする場合を間欠塗工と呼んでいます。 パーツ・アクセサリーの説明 モジュール ガン・ヘッドの本体に取り付ける部品で、上記の塗工パターンは、各種モジュール によって、ビード・スプレー・コーティング・シングル・マルチ・連続・間欠など できることになります。内部は、ホットメルトの吐出をオン/オフするステム(棒 状)構造になっています。 ノズル モジュールの先端に取り付けて、ビード・スプレーなどの大きさや形状を変えていきます。 ソレノイドバルブ 電磁弁とも言われます。モジュール内のステムをエアで作動させるときに 外部からの電気信号を受けて、エアのオン/オフを行います。 フィッティング ホースジョイントとも言われます。ヒートホースをアプリケーターやガン・ヘッド ・ホットメルト機器と接続するときに使われます。レイアウトによって、ストレート /45°/90°などホースの接続角度を変えることができます。 フィルター タンクやガンの中のゴミ・異物・炭化物を除去する筒状のメッシュです。このフィルターは、 フィルターカートリッジに収納して使います。定期的に交換する必要のある消耗部品です。 インラインフィルター ガンのホースジョイント部に取り付けられるようになったコンパクトな フィルターです。上記のフィルターで異物の除去が不十分な場合に補助的 に使われます。定期的に交換する必要のある消耗部品です。 コードセット アプリケーター・ヒートホース・ガンの間で、電気配線コード部分の延長・分岐や 電気コネクターのアダプターなどに使われます。 ペレット自動供給システム ペレット状のホットメルトの場合は、アプリケーターのタンクに自動的 に供給することができます。タンクへのホットメルト充填作業を省き、 充填忘れによるダウンタイムの防止にもなります。 温度センサーの説明 ホットメルト機器では、温度管理が非常に重要で、温度測定に使われる 温度センサー(RTD)にもNi120 PT100 FEKO NTCなど種類があります。 VALCO MELTON製品では、Ni120を標準として使用しています。 ヒートホース ガン (ヘッド) 溶解したホットメルトはヒートホースを中継してガンに供給されます。 ヒートホース内はヒーターによって所定の温度に加熱されています。 ガンによって、ホットメルトを基材に塗工します。ガンは、「ヘッド」と 言われることもあります。 ガンには、手で持つ「ハンドガン」と装置に 固定して使う「自動ガン」があります。ガンは加熱されていますので、 ヤケドに注意してください。 塗工パターン ホットメルトをガンやヘッドによって基材に塗る場合には、下記の方式があります。 ビード 線状に塗ります。 スプレー スパイラル(スワール)スプレー 円状に塗っていきます。 メルトブロー スロットスプレー 霧状に塗っていきます。 コーティング・スロットコート 面状に塗っていきます。コーティングもスロットコートも 同じ意味で両方使われています。幅の狭いコーティングはリボンコーティングとも言われます。 シングル・マルチ 通常ビードであれば、1本の線状で塗工するのですが、用途によって 多条の線で塗工する場合があり、それをマルチビードと言います。 スプレーでも、多条で塗工する場合をマルチスプレーと言います。 コーティングでも、多条で塗工する場合をマルチコートと言います。 連続塗工・間欠塗工 塗り始めから塗り終わりまで、切れ目なく塗るのが連続塗工で 途中で、塗ったり、塗らなかったりする場合を間欠塗工と呼んでいます。 パーツ・アクセサリーの説明 モジュール ガン・ヘッドの本体に取り付ける部品で、上記の塗工パターンは、各種モジュール によって、ビード・スプレー・コーティング・シングル・マルチ・連続・間欠など できることになります。内部は、ホットメルトの吐出をオン/オフするステム(棒 状)構造になっています。 ノズル モジュールの先端に取り付けて、ビード・スプレーなどの大きさや形状を変えていきます。 ソレノイドバルブ 電磁弁とも言われます。モジュール内のステムをエアで作動させるときに 外部からの電気信号を受けて、エアのオン/オフを行います。 フィッティング ホースジョイントとも言われます。ヒートホースをアプリケーターやガン・ヘッド ・ホットメルト機器と接続するときに使われます。レイアウトによって、ストレート /45°/90°などホースの接続角度を変えることができます。 フィルター タンクやガンの中のゴミ・異物・炭化物を除去する筒状のメッシュです。このフィルターは、 フィルターカートリッジに収納して使います。定期的に交換する必要のある消耗部品です。 インラインフィルター ガンのホースジョイント部に取り付けられるようになったコンパクトな フィルターです。上記のフィルターで異物の除去が不十分な場合に補助的 に使われます。定期的に交換する必要のある消耗部品です。 コードセット アプリケーター・ヒートホース・ガンの間で、電気配線コード部分の延長・分岐や 電気コネクターのアダプターなどに使われます。 ペレット自動供給システム ペレット状のホットメルトの場合は、アプリケーターのタンクに自動的 に供給することができます。タンクへのホットメルト充填作業を省き、 充填忘れによるダウンタイムの防止にもなります。 温度センサーの説明 ホットメルト機器では、温度管理が非常に重要で、温度測定に使われる 温度センサー(RTD)にもNi120 PT100 FEKO NTCなど種類があります。 VALCO MELTON製品では、Ni120を標準として使用しています。 ヒートホース ガン (ヘッド) 3

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